第8回港区小・中学生環境作文コンクール
表彰式会長挨拶
東京新橋ロータリークラブ 内海基二
東京新橋ロータリークラブ今年度会長を務めております内海でございます。主催者を代表して一言ごあいさつ申し上げます。
まずもって、お忙しいところをご出席いただきました、港区副区長の小柳津(おやいづ)様、教育委員会教育長の小池様、環境課長の亀田様、港区小学校PTA連合会長代理の相田様、港区中学校PTA連合会長の福原様、そして協賛企業の皆様、受賞校の先生方やご父兄の皆様に厚く御礼申し上げます。
今回の環境作文コンクールのタイトルは、水と環境をテーマにしました。水は私たちの生活になくてはならないものです。あまりに身近過ぎてその恩恵を忘れがちになります。汚染されていたらどうなるでしょうか。水と環境という観点から、もう一度大切な水を考えてみましょう。という観点から決めました。私共東京新橋ロータリークラブは、1985年創立以来「街に緑と水を」をテーマにし、環境保全に関する奉仕活動を展開してまいりました。港区も緑と水、環境問題に積極的に取り組まれており、小・中学校での環境学習に力を入れられております。2006年から財団法人日本環境協会との共催により、港区内の小・中学校の児童・生徒を対象とした環境作文コンクールを毎年実施し、今回で第8回目を迎えました。今回は、区内の小・中学校16校から、合わせて425編の応募をいただきました。このうち31編の作品を入選作品として選定し、本日の表彰式になったわけです。また、水だけではなく、地球温暖化やごみ問題について取り上げた優秀な作品も入選作品としました。
応募作品は、飲料水、工業用水、農業用水、大自然の恵み、氷河、海や雨など,対象が広範にわたって環境問題との関係が取り上げられております。児童、生徒たちは、夏休みの体験旅行や、田舎での生活、家庭での炊事、洗濯の手伝いなどを通じて、もう一度水を見つめることにより、水の大切さ、日本がいかに恵まれているか、水不足の国々の努力、環境汚染の怖さ、水と生物の共生など、十分に観察し認識できたのではないでしょうか。今回参加された生徒たちは、観察、調査、体験を通じて、水と環境保全の重要性について学んだことと思います。自分の作文を踏まえて、今後自分なりに環境問題への解決策を考え、主体的に物事に取り組んでいく行動に繋がっていくことを期待します。
来年度以降もこの環境作文コンクールを発展させていきたいと思っていますので、ご出席の先生方におかれては、ぜひとも積極的応募にご尽力いただければ、幸いです。特に今回は、本コンクールの趣旨にご賛同いただき、14社という多数の企業が協賛企業になっていただきました。この場をかりまして厚く御礼申し上げます。最後に、港区、港区教育委員会、港区環境課の皆様、各小・中学校の先生方やPTA連合会の皆様、ご熱心に審査いただきました審査委員の先生方、ご協賛を頂きました各企業の皆様ほか、関係各位のご支援・ご協力に対し、厚く御礼申し上げます。
ご清聴ありがとうございました。
表彰式の模様
主催者として内海会長挨拶(左上)、港区長や港区教育委員会長の来賓の挨拶に続き各賞の表彰が行われた。港区長賞授与(右上)、東京新橋ロータリークラブ会長からの賞授与(左中)、コンクールに携わったが皆様や受賞者父兄が見守るなか表彰式が進行(右中)、各賞の表彰後、港陽小学校清水美桜さんによる受賞作品の朗読が行われた(左下)。